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漱石の名作をめぐる白熱教室 [書評・紹介]

2月19日(日)信濃毎日新聞の読書欄にて

高山宏『夢十夜を十夜で』の書評が掲載されました。

「漱石の名作をめぐる白熱教室」

 好きな文章を精読するのは楽しい。あれこれ調べ物をしながら繰り返し読めば、昨日より今日、今日より明日と、読みは鋭く豊かになっていく。しかし自分一人の発想力は限られたものだ。同じ文章を何人もが読み、それぞれに発見や新解釈をとなえ、互いに説得したりされたりすれば、楽しみは倍加する。
(中略)
「最近の学生は質が落ちた」などという紋切り型の嘆きを口にする前に、この白熱教室をぜひ覗いてみてほしい。教室は今も昔も「可能性の場」である。

評者は渡邊十絲子さん(詩人)

信濃毎日新聞20120219.jpg


夢十夜を十夜で (はとり文庫 3)

夢十夜を十夜で (はとり文庫 3)

  • 作者: 高山 宏
  • 出版社/メーカー: 羽鳥書店
  • 発売日: 2011/12/21
  • メディア: 文庫


隣で紹介されていたのは

新関公子『ゴッホ 契約の兄弟』(ブリュッケ)

「愉悦と興奮に満ちた大胆な論」評者は深谷克典さん(名古屋市美術館学芸課長)


ゴッホ 契約の兄弟―フィンセントとテオ・ファン・ゴッホ

ゴッホ 契約の兄弟―フィンセントとテオ・ファン・ゴッホ

  • 作者: 新関 公子
  • 出版社/メーカー: ブリュッケ
  • 発売日: 2011/11
  • メディア: 単行本




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●ミヤケマイ×幅允孝×久家靖秀トークイベント
「膜迷路 (まくめいろ) ができるまで」
2012年2月26日(日) 14:00~16:00
青山ブックセンター本店内 カルチャーサロン青山
入場料840円/要予約

http://www.aoyamabc.co.jp/event/down-the-rabbit-hole/

ミヤケマイさん展示004.jpg

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法律・美術書を中心に広く人文書を刊行する羽鳥書店の営業担当が書いています。

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