世界の断片 ちりばめた作品 [書評・紹介]
4月28日(水)
毎日新聞夕刊・文化欄(5面)の
「評 建築」にて、建築史家の五十嵐太郎先生に
尾形一郎、尾形優『私たちの「東京の家」』を取り上げていただきました。
世界の断片 ちりばめた作品
写真家の尾形一郎と尾形優が自邸を紹介した本「私たちの『東京の家』」(羽鳥書店、2014年)を手にとったことを契機に見学する機会を得た。1980年代末に建設した住宅だが、当初は簡素なコンクリートの箱だった。(中略)考えてみると、「東京の家」自体が、世界の断片をちりばめたものだから、模型と同じだ。建築家/写真家である彼らが時間をかけてつくりだしたのは、まさしく建築とアートを横断するような作品だと言えよう。
毎日新聞夕刊・文化欄(5面)の
「評 建築」にて、建築史家の五十嵐太郎先生に
尾形一郎、尾形優『私たちの「東京の家」』を取り上げていただきました。
世界の断片 ちりばめた作品
写真家の尾形一郎と尾形優が自邸を紹介した本「私たちの『東京の家』」(羽鳥書店、2014年)を手にとったことを契機に見学する機会を得た。1980年代末に建設した住宅だが、当初は簡素なコンクリートの箱だった。(中略)考えてみると、「東京の家」自体が、世界の断片をちりばめたものだから、模型と同じだ。建築家/写真家である彼らが時間をかけてつくりだしたのは、まさしく建築とアートを横断するような作品だと言えよう。