深い眠り [書評・紹介]
磯江毅『深い眠り』が続けて美術系雑誌に紹介されました。
『月刊美術』2015年6月号(発行サン・アート 発売実業之日本社)
特集 世界が変わる。人文画進化形 人物画evolution アフター80年世代が描く“現代”の輪郭
5月20日発売
173ページの「ART BOOKS 新刊案内」にて、
「スペイン・リアリズム絵画の異才、磯江毅-広島への遺言-」展が開催中(5月24日まで 広島県立美術館)の故・磯江毅の決定版画集。
(中略)
死後、美術館などで遺作展が相次いで開催されるなど、その死を惜しむ声は大きい。本書に収録されている諏訪敦、石黒賢一郎、水野暁、山本浩二という4人の画家の文章には、画業半ばでの死に対するセンチメンタルな言葉よりも、磯江作品、磯江毅という存在といかに対峙するかという厳しさが溢れている。
『アートコレクターズ』(生活の友社)
特集 飾りたい!! こころの風景画
5月25日発売
127ページの「BOOK GUIDE」にて
8年前に他界した磯江毅(1954~2007)。
(中略)
スペイン・リアリズムの土壌から生まれ、存在の本質にストイックに挑み続けた彼の作品は後進の画家達に大きな影響を与えた。諏訪敦、石黒賢一郎等の寄稿文からも、彼の人柄や制作への思いが伝わってくる。