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弁護士兼名画座館主の映画愛 [書評・紹介]

『新潮45』2016年2月号(新潮社)にて

内藤篤『円山町瀬戸際日誌』が紹介されました。

評者は文芸評論家の佐久間文子さん。



冒頭と文末の文章を引用します。


「今日という地獄をぶち破らない限り、オレに明日は来ないんだ」
 本書で紹介されている映画「東京流れ者」の渡哲也のセリフを地で行く、二十一世紀に入って名画座「シネマヴェーラ」を東京・渋谷のラブホテル街の真ん中に立ち上げた映画館主の、「山あり谷あり」の十年の記録である。


本書を読めば昨今の上映環境の変化や問題点もよくわかる。なにより、映画館に飛んで行きたくなる。すぐれて求引力のある本だ。

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円山町瀬戸際日誌―名画座シネマヴェーラ渋谷の10年

円山町瀬戸際日誌―名画座シネマヴェーラ渋谷の10年

  • 作者: 内藤 篤
  • 出版社/メーカー: 羽鳥書店
  • 発売日: 2015/12/28
  • メディア: 単行本



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法律・美術書を中心に広く人文書を刊行する羽鳥書店の営業担当が書いています。

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