しんぶん赤旗 [書評・紹介]
「しんぶん赤旗」10月2日(日)9面の読書欄にて
石田榮写真集『はたらくことは、生きること』の書評が掲載されました。
引用いたします。
ちょっと一休み。肥料用のカヤを山のように背負い、山道を登ってきた女性が石垣にもたれて汗を拭く―(写真)。著者は90歳。かつて高知の鉱山や漁村、農村などで撮ったネガから約60年ぶりによみがえった写真です。多くが貧しかった時代、それでも生きる喜びにあふれた笑顔がまぶしい。
人生なんとかなった本 [書評・紹介]
『OZ PLUS』2016年11月号
この号の「60人の人生なんとかなった本」という特集で
梅原真『ニッポンの風景をつくりなおせ』が取り上げられました。
この本で「人生なんとかなった」方は
クックパッドの渡邉麻美子さん。
紹介文を引用いたします。
「この本を読み、一次産業のマーケティングに強く興味を持つようになりました。私も一次産業を活性化する仕事がしたいと感化され、IT企業のマーケティングから、今の仕事に転職。今でもこの本を読むと初心にかえります。」
『OZ PLUS』のサイトはこちらになります。
⇒ http://www.ozmall.co.jp/books/ozplus/
OZ plus(オズプラス) 2016年 11 月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: スターツ出版
- 発売日: 2016/09/28
- メディア: 雑誌
北海道新聞 [書評・紹介]
傑作写真集 [書評・紹介]
高知新聞が発行しているフリーペーパー
高知で暮らす女性たちの応援紙『k+』vol.117
にて、石田榮写真集『はたらくことは、生きること』(羽鳥書店)の書評が掲載されました。
評者は夏葉社の島田潤一郎さんです。
一部を引用いたします。
「ぼくは三歳から東京でくらしているので、ふだんは標準語で話します。室戸に帰ると、おぼつかない土佐弁で話をします。それは幼いころの経験からきています。
まだ幼稚園児だったときに、室戸の祖父母の家へ行くと、いろんな人たちから「わあ、東京弁やね、これ、東京弁やとなんて言うが?」と聞かれました。そう言われて幼いぼくは恥ずかしくなって、なにもしゃべれなくなってしまいました。
(中略)
羽鳥書店から今年の七月に刊行された写真集『はたらくことは生きること』を見ていると、ぼくは祖母のことを思い出します。目頭が熱くなります。昭和三十年前後の生き生きとした高知の人びと、ある人は石を運び、ある人は鉄を割ります。子どもたちは自分たちより幼子を背に抱き、赤ん坊はゴツゴツした浜で寝ています。
(中略)
高知の人であれば一家に一冊持っていてほしいと思うくらいの傑作写真集です。」
『k+』vol.117のすべてのページがこちらのリンク先で読むことができます。島田さんによる書評は18頁です。
⇒ http://www.kochinews.co.jp/image/media/k_puls_vol117.pdf
『k+』のサイトはこちらになります。
⇒ http://tosasearch.com/kplus/
朝日新聞 [書評・紹介]
9月18日(日)の朝日新聞読書面にて
石田榮写真集『はたらくことは、生きること』の書評が掲載されました。
評者は朝日新聞本社編集委員の大西若人さん。
冒頭部分を引用いたします。
日曜カメラマンが撮るものといえば、美しい風景や日常のスナップが思い浮かぶ。引き揚げ者からもらったカメラで撮り始めたという90歳の石田榮はしかし、昭和30年ごろには高知で働く人々を追っている。
全文はこちらから読むことができます。
⇒ http://www.asahi.com/articles/DA3S12565101.html
アートな本 [書評・紹介]
石田榮写真集『はたらくことは、生きること』が、
東京新聞 2016年9月4日(日)書評欄にて紹介されました。
「アートな本」
石田榮写真集『はたらくことは、生きること』
著者は香川県生まれのアマチュア写真家。戦時は特攻隊の整備兵、戦後は引き揚げ者からカメラを譲り受け、昭和三十年ころの高知県の農漁村や鉱山で働く人々の写真を残した。大人たちは日がな汗まみれで働き、子守や手伝いをする子どもの姿も。そんな暮らしや労働が当たり前だった時代の記録だ。働くことは喜びでも苦役でもあるが、いきることにつながるその姿がまぶしい。(後略)
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
『どうぶつのことば──根源的暴力をこえて』(羽鳥書店)刊行記念
「人間がつくってきた動物というイメージ、《皮緞帳》の鼓動をきく」
鴻池朋子 × 矢野智司 トークイベント
日時 9月25日(日) 18:00~19:30(開場17:30)
会場 青山ブックセンター 本店
料金 1080円(税込)
定員 50名
申込みは青山ブックセンター本店の店頭もしくはオンライン受付
オンライン受付はこちらで
⇒ http://www.aoyamabc.jp/event/imageofanimal/
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
季刊ritokei(リトケイ) [書評・紹介]
有人離島専門新聞『季刊ritokei(リトケイ)』2016年秋号(NO.18)
特集 いろんな島のどうぶつたち
この号の「島Books & Cluture」の「Topics 島をより深く味わう1冊」のコーナーで
小野智美『50とよばれたトキ』が紹介されました。
帽子が救った 奇跡の卵 トキと飼育員の 絆が生んだ物語
『季刊ritokei(リトケイ)』は全国約120島、約350ヵ所にて配布・閲覧を行っているほか、インターネットや一部書店んにて販売しています。
『季刊ritokei(リトケイ)』の詳細はこちらをご覧ください。
⇒ http://ritokei.com/
【予約販売】離島専門タブロイド紙『季刊ritokei(リトケイ)vol.18』「いろんな島のどうぶつたち」(2016年8月31日発売)
- 作者: 離島経済新聞社
- 出版社/メーカー: 離島経済新聞社
- 発売日: 2016/08/31
- メディア: その他
Book Club Kai [書評・紹介]
南青山にある、Sporotual Bookstore Book Club Kai が、発行している
「News Letter」vol.102に
田中純『過去に触れる』が紹介されました。
mind
body
life
society
wisdom
spirit
thought
art
science
というジャンルの中の「thought」のコーナーにて。
一部を引用します。
「写真を通して、過去の出来事・惨事と遭遇した際、それは情報や知識ではなく、身体を通した感覚的経験となる。」
Book Club Kaiのサイトはこちらになります。
⇒ http://www.bookclubkai.jp/index.html
タグ:田中純 book club kai
グレイストーク書店のレコメン棚トーク [書評・紹介]
男の隠れ家 [書評・紹介]
『男の隠れ家』2016年9月号
特集は「2016年下半期~2017年上半期 注目の美術展80」
この特集に関連して、この号は美術関係の記事が満載です。
その中の一つ
「美術担当者の書店員さんが選ぶ思わず手に取りたくなる美術本」で、
磯江毅『深い眠り』が選ばれました。
選んでいただいたのは三省堂書店神保町本店の美術書担当 鈴木洋さん。
選書理由はこのように書かれています。
「写実画で人気の出やすいのは人物画ですが、この鮭の画のように、静物画でここまできっちりえがきこんでいるところに、この作家の狂気を感じます」
鈴木さんが選んだ他の本は
『どうせなにもみえない――諏訪敦絵画作品集』(求龍堂)
『川瀬巴水作品集』(東京美術)
『舟越保武――まなざしの向こうに』(求龍堂)
『山口小夜子 未来を着る人』(河出書房新社)
『高島野十郎 光と闇、魂の軌跡』(東京美術)
他には、
代官山蔦屋書店
青山ブックセンター本店
丸善丸の内本店
ジュンク堂書店池袋本店
の各担当者が選んだ書籍が紹介されています。