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ギョッとする江戸の絵画、目次 [芸術書]

タイトル通り、『ギョッとする江戸の絵画』辻 惟雄・著の目次です。


芸術の効能は「ギョッ」にある 

1 血染めの衝撃――岩佐又兵衛 
   「山中常盤」との出会い
   又兵衛の数奇な生い立ち
   「勝以画」の特徴とは
   浮世又兵衛と又兵衛論争
   「上瑠璃」と「堀江物語」

  二人の又兵衛

2 身もだえする巨木――狩野山雪
   断末魔の痙攣
   エリートコースからの脱落
   マニエリスムとの符合
   山雪の新しさとは何か

  文化の過渡期に生きた画家

3 「自己流」の迫力――白隠
   達磨の大きさ、線の不思議
   「奇想」の空白期間
   禅僧としての白隠
   技巧を捨てる

  白隠が与えた影響

4 奇想天外の仙人たち――曾我蕭白
   空前絶後の作品
   発見された蕭白
   わずかに判明した来歴
   画風興隆期の作品

  「本物」の証明

5 絵にしか描けない美しさ――伊藤若冲
   若冲ブームの到来
   八百屋の跡継ぎから画家の道へ
   彩色画の若冲、水墨画の若冲
   晩年の創作活動

  絵画の伝統に革命をもたらした画家

6 猛獣戯画――長沢蘆雪
   猫に見立てた虎
   応挙という巨匠
   江戸時代の鳥羽僧正
   視覚遊戯を楽しむ

  作品に見える蕭白と白隠

7 天才は爆発する――葛飾北斎
   世界が認めたザ・グレート・ウェーヴ
   挿絵画家・北斎と蘭書
   絵手本にみる北斎のユーモア
   七十歳を超えて迎えたピーク

  北斎を継ぐもの

8 機知+滑稽・風刺の心――歌川国芳
   武蔵の鯨退治
   北斎と西洋画の影響
   機知+滑稽=エンターテイナー
 
  もう一つの潮流


対談 『奇想の系譜』から「スーパーフラット」へ  辻惟雄×村上隆

 本書の成り立ち
 辻惟雄と村上隆の出会い
 君が研究しなさい
 「スーパーフラット宣言」
 『奇想の系譜』のDNA
 若冲の民衆性
 若冲「象と鯨図屏風」
 宗教家・白隠=マンガ家・白隠
 新発見
 断片的とフラッシュ
 『芸術新潮』連載
 これからの「村上隆」


あとがき

関連画家年表
図版一覧


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法律・美術書を中心に広く人文書を刊行する羽鳥書店の営業担当が書いています。

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