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漢文スタイル [人文書]

3月から4月にかけて羽鳥書店は4点の本を刊行いたします。

その中の1点

齋藤 希史 著 『漢文スタイル』

中国のみならず日本の知識人層の教養の基礎となっていた「漢文」「漢詩」をキーとした書かれたエッセイ。

東京大学出版会のPR誌 『UP』に連載されていた 「漢文ノート」全12回をはじめてとして、過去に発表されたエッセイを1冊の本にまとめたものです。


初出一覧です。

Ⅰ 詩想の力
1  「隠者の読書、あるいは田園の宇宙」(ロバート・キャンベル編『読むことの力』講談社、二〇〇四)
2  「自然を楽しむ詩」(『月刊しにか』十二巻十号、二〇〇一年十月号)
3  「潘岳―白首まで帰する所を同じうせん」/「謝霊運―恨むらくは我が君子の志もて 巌上に泯ぶを獲ざりしを」(興膳宏編『六朝詩人群像』あじあブックス、二〇〇一)
4  「詩讖――詩と運命」(横山俊夫編『言語学の諸相―試行的共同研究報告』京都大学人文科学研究所共同研究資料叢刊第四号、二〇〇〇)
5  「玄圃」(『古典学の再構築』第五号、二〇〇〇年一月号)

Ⅱ 境域のことば
1  「北京八景――記憶された町」(『芸術新潮』五十九巻八号、二〇〇八年八月号)
2  「訓読の自由」(『東方』通号三百十九号、二〇〇七年九月号)
3  「『国語』以前」(『表現者』五号、二〇〇六年三月号)
4  「思惟する主体――湯川秀樹と漢文脈」(『大航海』通号六十七号、二〇〇八年六月号)
5  「旅人の自画像」(齋藤希史編『日本を意識する』講談社、二〇〇五)

Ⅲ 漢文ノート
1  「下宿の娘」『UP』(三十五巻十号、二〇〇六年十月号)
2  「詩のレッスン」『UP』(三十六巻一号、二〇〇七年一月号)
3  「恋する皇帝」『UP』(三十六巻四号、二〇〇七年四月号)
4  「緑陰読書」『UP』(三十六巻七号、二〇〇七年七月号)
5  「風立ちぬ」『UP』(三十六巻十号、二〇〇七十月号)
6  「黄色い鶴」『UP』(三十七巻一号、二〇〇八年一月号)
7  「花に嘯く」『UP』(三十七巻四号、二〇〇八年四月号)
8  「不如帰」『UP』(三十七巻七号、二〇〇八年七月号)
9  「窈窕たる淑女」『UP』(三十七巻十号、二〇〇八年十月号)
10 「日下の唱和」『UP』(三十八巻一号、二〇〇九年一月号)
11 「天朗気清」『UP』(三十八巻四号、二〇〇九年四月号)
12 「赤壁の月」『UP』(三十八巻七号、二〇〇九年七月号)


読むことの力―東大駒場連続講義 (講談社選書メチエ)

読むことの力―東大駒場連続講義 (講談社選書メチエ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/03
  • メディア: 単行本




六朝詩人群像 (あじあブックス)

六朝詩人群像 (あじあブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 単行本




日本を意識する―東大駒場連続講義 (講談社選書メチエ)

日本を意識する―東大駒場連続講義 (講談社選書メチエ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本




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法律・美術書を中心に広く人文書を刊行する羽鳥書店の営業担当が書いています。

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