本の発売日 [羽鳥書店]
本(書籍)の発売日についてです。
発売日とは書店店頭などで実際にその本が並んでいて、読者が買える状態になっている日とします。
例えば、雑誌などは、週刊誌は○曜日。月刊誌なら毎月○日に発売とうたわれて、その通りに書店店頭に並びます。
ところが本の場合少し違います。
流通上の細かい説明をすればよいのですが、長くなりますので、いきなり結論に飛んでしまいますが、出版社が把握できるのは本の発売日ではなく、取次に本を卸す日(配本日)ということになります。(出版社としては取次に本を販売しているので、配本日をもって発売日とするという説明もできなくはないのですが、それではあまりにも読者不在の説明になってしまう。)
一般的には、この取次に本を配本した日から○日後に全国の書店の店頭に並ぶという目安があります。新刊物流は本の物流の中でも最もにシステム化されているので、配本日+○日で実際に書店店頭に並んでいる日と告知することは可能で、実際に多くの出版社はこの日をもって発売日と告知しています。(一部の出版社は取次への配本日をもって発売日のような表現をしているところもあるので、読者と読者から問い合わせを受ける書店の方に対してまぎらわしい状況があることも事実です。)
ただ、取次と一言でいってもいろいろなタイプの取次があります。
社団法人 日本出版取次協会に加盟している取次だけでこれだけあります。
乱暴に大別してしまうと、全国の書店を対象に全ジャンルの本を卸す総合的な取次と、特定の地域や特定のジャンル(を持つ出版社)に強い専門取次に分けられると思います。
そして、この業界のシェア状況は圧倒的に総合的な取次の方が大きく、上記の発売日の話も、この総合的な取次の物流システムを前提として告知されています。
ここで、羽鳥書店の本の発売日についての説明をします。
実は羽鳥書店の本は現状では発売日(書店に届く日)が3日あります。
1・専門取次に配本した分。(小回りがきくので書店に届けられるのが早い。ただし、東京の一部の店中心。)
2・総合的な取次に配本した分。
3・まだ直接、取引を開始できていない取次から書店に届ける分。(他の取次に仲介してもらっている関係上、1日だけ遅れる。)
ほとんどの出版社は(3)のような状況がなく、(1)のシェアも小さいので、(2)を発売日と告知できるのですが、羽鳥書店はまだ創業1年目。出している本も専門書が多く、(1)と(3)のシェアがまだまだ大きくて、他の出版社のようにすんなりと(2)のパターンを発売日と告知できません。
いまのところ、(3)のパターンで事前注文をしている書店に本が届くであろう日を発売日としています。
そのため、羽鳥書店がいう発売日前に、本が売られているという状況が生まれてしまうわけです。
いろいろとご迷惑をおかけしてしまいますが、すこしずつ改善していけたら。
発売日とは書店店頭などで実際にその本が並んでいて、読者が買える状態になっている日とします。
例えば、雑誌などは、週刊誌は○曜日。月刊誌なら毎月○日に発売とうたわれて、その通りに書店店頭に並びます。
ところが本の場合少し違います。
流通上の細かい説明をすればよいのですが、長くなりますので、いきなり結論に飛んでしまいますが、出版社が把握できるのは本の発売日ではなく、取次に本を卸す日(配本日)ということになります。(出版社としては取次に本を販売しているので、配本日をもって発売日とするという説明もできなくはないのですが、それではあまりにも読者不在の説明になってしまう。)
一般的には、この取次に本を配本した日から○日後に全国の書店の店頭に並ぶという目安があります。新刊物流は本の物流の中でも最もにシステム化されているので、配本日+○日で実際に書店店頭に並んでいる日と告知することは可能で、実際に多くの出版社はこの日をもって発売日と告知しています。(一部の出版社は取次への配本日をもって発売日のような表現をしているところもあるので、読者と読者から問い合わせを受ける書店の方に対してまぎらわしい状況があることも事実です。)
ただ、取次と一言でいってもいろいろなタイプの取次があります。
社団法人 日本出版取次協会に加盟している取次だけでこれだけあります。
乱暴に大別してしまうと、全国の書店を対象に全ジャンルの本を卸す総合的な取次と、特定の地域や特定のジャンル(を持つ出版社)に強い専門取次に分けられると思います。
そして、この業界のシェア状況は圧倒的に総合的な取次の方が大きく、上記の発売日の話も、この総合的な取次の物流システムを前提として告知されています。
ここで、羽鳥書店の本の発売日についての説明をします。
実は羽鳥書店の本は現状では発売日(書店に届く日)が3日あります。
1・専門取次に配本した分。(小回りがきくので書店に届けられるのが早い。ただし、東京の一部の店中心。)
2・総合的な取次に配本した分。
3・まだ直接、取引を開始できていない取次から書店に届ける分。(他の取次に仲介してもらっている関係上、1日だけ遅れる。)
ほとんどの出版社は(3)のような状況がなく、(1)のシェアも小さいので、(2)を発売日と告知できるのですが、羽鳥書店はまだ創業1年目。出している本も専門書が多く、(1)と(3)のシェアがまだまだ大きくて、他の出版社のようにすんなりと(2)のパターンを発売日と告知できません。
いまのところ、(3)のパターンで事前注文をしている書店に本が届くであろう日を発売日としています。
そのため、羽鳥書店がいう発売日前に、本が売られているという状況が生まれてしまうわけです。
いろいろとご迷惑をおかけしてしまいますが、すこしずつ改善していけたら。
タグ:事前注文店
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