SSブログ

震災の記憶つづる~子どもたちの心の叫び [書評・紹介]

2月16日(日)読売新聞のウェブサイト「本よみうり堂」にて
子どもの未来社の『3・11を心に刻む ブックガイド』が紹介されています。

この本には小野智美編『女川一中生の句 あの日から』も掲載されていて、
今回の本よみうり堂の記事でも、徳間書店の『ふくしまの子どもたちが描く あのとき、きょう、みらい。』とともに
「率直な心の叫びや、何とか乗り越えようとする姿がにじみ出ている」と紹介されています。

記事の全文はこちらからご覧ください。
⇒ http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20140210-OYT8T00872.htm?from=os4


3月10日(月)~3月19日(水)

表参道にあるギャラリー山陽堂(山陽堂書店2F・3F)にて

女川だより――あの日からの「家族の肖像」

が、開催されます。

東日本大震災の震源地にもっとも近い場所、宮城県の牡鹿(おしか)半島の付け根に位置する女川町(おながわちょう)は、震災で甚大な被害に遭いました。津波が町を襲ったあの日から、人々は何を思い、どう暮らしてきたのでしょうか。

半年後の2011年9月、一人の新聞記者が自ら願いでて、この地へ赴任してきました。それからのさまざまな出会いのなかに、女川第一中学校の生徒と教師のみなさんとの日々があります。女川一中では、2011年の5月と11月に俳句の授業が行われました。家族、自宅、地域の仲間、故郷の景色を失った生徒たちが、自分を見つめ、指折り詠んだ五七五。そこにこめた思いを記者は丹念にたどり、2012年に『女川一中生の句 あの日から』として本にまとめました。

あの日から3年。いまも女川町を中心に半島一帯を取材してまわる記者、小野智美さんは、"いま"の女川に暮らす人々の思いに耳を傾けつづけています。記者として記事を書くだけなく、限られた紙面では伝えきれない家族の肖像を「女川だより」(羽鳥書店HPにて連載中 http://www.hatorishoten.co.jp/onagawa-dayori.html )で紹介しています。

『女川一中生の句 あの日から』と「女川だより」を中心に、あの日からの女川町を伝える文章や写真を展示します。


3月14日(金)午後7時からは『女川一中生の句 あの日から』の編者である小野智美さんと、旧女川第一中学校(現・女川中学校)の教諭である佐藤敏郎さんのトークイベントもあります。

展覧会詳細はこちらをご覧ください。
⇒ http://sanyodo-shoten.co.jp/news/2014/01/31019.html

イベント情報はこちらです。
https://twitter.com/sanyodobook/status/435340771080695808


3・11を心に刻むブックガイド

3・11を心に刻むブックガイド

  • 作者: 草谷 桂子
  • 出版社/メーカー: 子どもの未来社
  • 発売日: 2013/11/22
  • メディア: 単行本



ふくしまの子どもたちが描く あのとき、きょう、みらい。

ふくしまの子どもたちが描く あのとき、きょう、みらい。

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2011/10/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



女川一中生の句 あの日から (はとり文庫)

女川一中生の句 あの日から (はとり文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 羽鳥書店
  • 発売日: 2012/08/02
  • メディア: 文庫



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

法律・美術書を中心に広く人文書を刊行する羽鳥書店の営業担当が書いています。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。