映画芸術 [書評・紹介]
『映画芸術』455号の書評欄にて
内藤篤『円山町瀬戸際日誌――名画座シネマヴェーラ渋谷の10年』の
書評が掲載されました。
評者は映画系文筆・フリーライターの千浦僚さん。
一部を引用いたします。
「映画に親しむことはその世界を形作る固有名詞と出会い続けることでもあるのだが、そのような映画系固有名詞が本書ではめちゃくちゃたくさん挙げられている。この本のなかに一体何本の映画タイトルが、何人の俳優、監督ほかの人名が収められているだろうか。これを読むこと、読んでいるときの感覚、読後感が映画に耽溺する日々そのものに似た本だ。」