ご挨拶 [羽鳥書店]
羽鳥書店の2011年の営業は本日が最終日です。
今年1年ありがとうございました。
2011年は以下の12冊の本を刊行いたしました。
両角 吉晃『イスラーム法における信用と「利息」禁止』
大村敦志+東大ロースクール大村ゼミ『22歳+への支援――ロースクール生が考える大学院生の「支援システム」』
松本典子『野兎の眼』
鴻池朋子『焚書 World of Wonder』
がんも大二『パトさん』
梅原真・原研哉『梅原デザインはまっすぐだ!』
三瀬夏之介・池田学『現代アートの行方』
木村草太『憲法の急所――権利論を組み立てる』
高山 宏『新人文感覚1 風神の袋』
木庭 顕『現代日本法へのカタバシス』
高山 宏『新人文感覚2 雷神の撥』
高山 宏『夢十夜を十夜で』
(刊行順)
詳細はこちらをご覧ください。
⇒ http://www.hatorishoten.co.jp/list_2011.html
2012年は1月5日より営業を開始いたします。
2012年の最初に刊行する本は、現在、渋谷のBunkamura Galleryにて個展を開催中(1月12日まで)のミヤケマイさんの作品集
『膜迷路 Down the Rabbit Hole』となります。
(1月下旬配本。個展会場にて先行発売中)
⇒ http://www.hatorishoten.co.jp/70_100.html
羽鳥書店のホームページでは近刊情報も随時更新しておりますのでご覧ください。
⇒ http://www.hatorishoten.co.jp/comingsoon.html
装丁ジャンケン [羽鳥書店]
明日、12月1日(木)、羽鳥書店の編集Yがテレビ出演する予定です。
東京MXテレビで月曜日から金曜日の夕方5時~6時に放送されている「5時に夢中」という番組で、
木曜日のレギュラー・コーナー「装丁ジャンケン」に登場いたします。
装丁ジャンケンの紹介ページ
⇒ http://www.mxtv.co.jp/goji/cornar.php?day_num=6
⇒ http://www.mxtv.co.jp/goji/kurofune.php?show_date=20111124&show_keyword=%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%82%B5%E3%83%B3
5時に夢中のホームページ
⇒ http://www.mxtv.co.jp/goji/
果たして、羽鳥書店の本(装丁)は木曜日の出演者・中瀬ゆかりさんと岩井志麻子さんにどのように評価されるのか。
今回紹介する本『パトさん』
11月24日の放送での勝者『奇界遺産』(エクスナレッジ)
東京MXテレビで月曜日から金曜日の夕方5時~6時に放送されている「5時に夢中」という番組で、
木曜日のレギュラー・コーナー「装丁ジャンケン」に登場いたします。
装丁ジャンケンの紹介ページ
⇒ http://www.mxtv.co.jp/goji/cornar.php?day_num=6
⇒ http://www.mxtv.co.jp/goji/kurofune.php?show_date=20111124&show_keyword=%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%82%B5%E3%83%B3
5時に夢中のホームページ
⇒ http://www.mxtv.co.jp/goji/
果たして、羽鳥書店の本(装丁)は木曜日の出演者・中瀬ゆかりさんと岩井志麻子さんにどのように評価されるのか。
今回紹介する本『パトさん』
11月24日の放送での勝者『奇界遺産』(エクスナレッジ)
羽鳥書店ギャラリー [羽鳥書店]
いよいよ明日開催です。。
羽鳥書店ギャラリー。
文京区の谷根千界隈で開催される「秋も一箱古本市2011」にあわせ、羽鳥書店では一日限定で事務所を開放し、恒例のギャラリーを開催いたします。
山口晃画伯の作品や、製作中の本のゲラなどを展示。
皆さまのお越しをお待ちしております。
■「秋も一箱古本市」サイト
http://sbs.yanesen.org/hitohako/hitohako_autumn/akimo2011
■「羽鳥書店ギャラリー」のご案内
◎日時 2011年10月8日(土) 11時~16時
※雨天の場合は9日(日)に順延[一箱古本市に準じます]
◎地図 http://www.hatorishoten.co.jp/map.pdf
羽鳥書店ギャラリーでは初公開の作品も……!? お楽しみに。
メルコマ開始しました。 [羽鳥書店]
羽鳥書店の刊行物と関連情報をメールで配信する
メルマガならぬ「メルコマ(メールコマーシャル)」を開始いたしました。
月に1~2回程度配信を予定しております。
配信をご希望の方は、mcm@hatorishoten.co.jp まで、
メールアドレスとお名前をお送りください。
登録確認とあわせて、最新号をお届けいたします。
8月29日に配信した 「1号 風神フェア篇」 はこちらで見ることができます。
⇒ http://www.hatorishoten.co.jp/mcm.html
※ 「1号 風神フェア篇」 では
◎三省堂書店 神保町本店 4F
「高山宏の世界」 7/31~8/31(予定)とありますが、
好評によりフェア期間延長となっております。
メルマガならぬ「メルコマ(メールコマーシャル)」を開始いたしました。
月に1~2回程度配信を予定しております。
配信をご希望の方は、mcm@hatorishoten.co.jp まで、
メールアドレスとお名前をお送りください。
登録確認とあわせて、最新号をお届けいたします。
8月29日に配信した 「1号 風神フェア篇」 はこちらで見ることができます。
⇒ http://www.hatorishoten.co.jp/mcm.html
※ 「1号 風神フェア篇」 では
◎三省堂書店 神保町本店 4F
「高山宏の世界」 7/31~8/31(予定)とありますが、
好評によりフェア期間延長となっております。
羽鳥書店ギャラリー [羽鳥書店]
毎年恒例、不忍ブックストリート week 2011。今年は4月23日(土)から5月8日(日)まで。
12回目となる春の一箱古本市は4月30日(土)5月3日(火・祝)開催です。
「しのばずくん便り」で一箱古本市の店主リストと大家(開催スポット)一覧が発表されました。
不忍ブックストリート week 2011 参加企画として、今年も羽鳥書店ギャラリーを開催いたします。
毎年恒例(?)、出版社・羽鳥書店の一日限定ギャラリーを開催します。
今年の初お披露目は『インタートラベラー』の美術家・鴻池朋子さんのドローイング「下絵」。
その他も盛りだくさんです。ぜひお立ち寄りください。
羽鳥書店 千駄木5-2-13-1F TEL03-3823-9320
http://www.hatorishoten.co.jp/
4月30日(土) 11:00~16:00
これが実行委員会に提出した企画の説明文ですが、「その他盛りだくさん」の部分をいろいろと考えていますのでよろしくお願いします。
昨年の羽鳥書店ギャラリー
不忍ブックストリート week 2011 全企画はこちらをご覧ください。
羽鳥書店ギャラリー終了後は松本典子さんのイベントの方でもお待ちしております。
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松本典子「野兎の眼」(羽鳥書店)発刊記念トークセッション
■10年かけて見つめてきたもの
■松本典子(写真家)×飯沢耕太郎(写真評論家)
■2011年4月30日(土)19:00~ ジュンク堂書店 池袋本店
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk.html#20110430ikebukuro
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12回目となる春の一箱古本市は4月30日(土)5月3日(火・祝)開催です。
「しのばずくん便り」で一箱古本市の店主リストと大家(開催スポット)一覧が発表されました。
不忍ブックストリート week 2011 参加企画として、今年も羽鳥書店ギャラリーを開催いたします。
毎年恒例(?)、出版社・羽鳥書店の一日限定ギャラリーを開催します。
今年の初お披露目は『インタートラベラー』の美術家・鴻池朋子さんのドローイング「下絵」。
その他も盛りだくさんです。ぜひお立ち寄りください。
羽鳥書店 千駄木5-2-13-1F TEL03-3823-9320
http://www.hatorishoten.co.jp/
4月30日(土) 11:00~16:00
これが実行委員会に提出した企画の説明文ですが、「その他盛りだくさん」の部分をいろいろと考えていますのでよろしくお願いします。
昨年の羽鳥書店ギャラリー
不忍ブックストリート week 2011 全企画はこちらをご覧ください。
羽鳥書店ギャラリー終了後は松本典子さんのイベントの方でもお待ちしております。
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松本典子「野兎の眼」(羽鳥書店)発刊記念トークセッション
■10年かけて見つめてきたもの
■松本典子(写真家)×飯沢耕太郎(写真評論家)
■2011年4月30日(土)19:00~ ジュンク堂書店 池袋本店
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk.html#20110430ikebukuro
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謹賀新年 [羽鳥書店]
おかげさまで昨年は、計14冊の本を刊行いたしました。
本年は、松本典子写真集『野兎の眼』、蓮實重彦『〈美〉について』、
高山宏『新人文感覚 I・II』などの出版を予定しております。
本年もご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
羽鳥書店
昨年刊行の14冊
長谷部恭男『憲法入門』 http://www.hatorishoten.co.jp/56_73.html
辻 惟雄 『ギョッとする江戸の絵画』 http://www.hatorishoten.co.jp/56_74.html
永禮 賢 『mind encode』 http://www.hatorishoten.co.jp/56_75.html
大村敦志+東大ロースクール大村ゼミ
『18歳の自律――東大生が考える高校生の「自律プロジェクト」』
http://www.hatorishoten.co.jp/56_76.html
齋藤希史 『漢文スタイル』 http://www.hatorishoten.co.jp/56_77.html
藤田広美 『民事執行・保全』 http://www.hatorishoten.co.jp/56_78.html
田中 純 『イメージの自然史――天使から貝殻まで』
http://www.hatorishoten.co.jp/56_79.html
梅原 真 『ニッポンの風景をつくりなおせ―― 一次産業×デザイン=風景』
http://www.hatorishoten.co.jp/56_80.html
山口 藍 『ほがらほがら』 http://www.hatorishoten.co.jp/56_81.html
内田 貴 『制度的契約論――民営化と契約』
http://www.hatorishoten.co.jp/56_82.html
長谷部恭男『憲法のimagination』 http://www.hatorishoten.co.jp/56_83.html
三瀬夏之介『冬の夏』 http://www.hatorishoten.co.jp/56_84.html
木庭 顕 『ローマ法案内――現代の法律家のために』
http://www.hatorishoten.co.jp/56_86.html
池田 学 『池田学画集 1』 http://www.hatorishoten.co.jp/56_85.html
2011年の第一弾
松本典子さんのホームページ ⇒ http://www.microcosmos.jp/
ギャラリー終了 [羽鳥書店]
本日開催の羽鳥書店ギャラリーは無事終了いたしました。
雨という悪天候、一箱古本市のルートからは外れているという条件の中、足を運んでいただいた皆様ありがとうございます。
今回はお一人お一人に作品の解説や出版にまつわる話などができるくらい、ゆったりと展示をご覧いただけて良かったのではないかと思いますが、また、いろいろと何かを企画していきたいと思います。
来場者にお渡しした「メモ帳」は今後も内容を増強しつついろいろと活用をしたいと思っていますので、躊躇せず、メモ帳として大いに活用してください。
それでは、次は10月23日・24日 高円寺フェス2010~公園de本の楽市〜本とアートのマーケットでお会いできれば。
羽鳥書店の事務所は~展示品はすっかり片付けられ~普段通りの仕事を再開しております。
雨という悪天候、一箱古本市のルートからは外れているという条件の中、足を運んでいただいた皆様ありがとうございます。
今回はお一人お一人に作品の解説や出版にまつわる話などができるくらい、ゆったりと展示をご覧いただけて良かったのではないかと思いますが、また、いろいろと何かを企画していきたいと思います。
来場者にお渡しした「メモ帳」は今後も内容を増強しつついろいろと活用をしたいと思っていますので、躊躇せず、メモ帳として大いに活用してください。
それでは、次は10月23日・24日 高円寺フェス2010~公園de本の楽市〜本とアートのマーケットでお会いできれば。
羽鳥書店の事務所は~展示品はすっかり片付けられ~普段通りの仕事を再開しております。
タグ:羽鳥書店ギャラリー
羽鳥書店ギャラリー [羽鳥書店]
明日、10月9日
羽鳥書店の事務所が1日だけギャラリーに変身する「羽鳥書店ギャラリー」の日です。
11時 ~ 16時30分です。
お土産のメモ帳は数に限りがありますので、なくなってしまったときは「ごめんなさい」
秋の一箱古本市 勝手に便乗企画です。
山口晃氏による精文館書店本店限定ブックカバーも入手できるチャンス。
羽鳥書店の事務所が1日だけギャラリーに変身する「羽鳥書店ギャラリー」の日です。
11時 ~ 16時30分です。
お土産のメモ帳は数に限りがありますので、なくなってしまったときは「ごめんなさい」
秋の一箱古本市 勝手に便乗企画です。
一箱古本市のホームページ http://sbs.yanesen.org/
山口晃氏による精文館書店本店限定ブックカバーも入手できるチャンス。
羽鳥書店メモ帳作成中 [羽鳥書店]
右側に写っているのが往来堂書店(文京区・千駄木)が作成した「乱歩メモ帳」
往来堂書店ホームページ http://www.ohraido.com/
往来堂書店の独自企画「D坂文庫フェア」対象本を2冊お買上げのお客様プレゼント。というものです。
これに影響を受けて、ただいま、「羽鳥書店メモ帳」作成中。
羽鳥書店のロゴマークが見えますが、山口晃さん、山口藍さんにもこのメモ帳用に絵を描いてもらいました。他にも迫田司さんが描いたものなど全部で8種類のイラストを使って作ったメモ帳です。
来る、10月9日に行われる「秋も一箱古本市2010」
不忍ブックストリート ホームページ http://sbs.yanesen.org/
にあわせて、羽鳥書店の事務所を1日だけギャラリーに変身させる「羽鳥書店ギャラリー」を開催する予定なのですが、そこでの来場者プレゼントにこの「羽鳥書店メモ帳」を活用しようかと計画。なので、ただいま作成中 ~ 背の部分をボンドで接着。
羽鳥書店ギャラリーの詳細は後日また。
「秋も一箱古本市2010」の販売会場の一つ「古書ほうろう」が27日の読売新聞の夕刊に取り上げられています。
本の発売日 [羽鳥書店]
本(書籍)の発売日についてです。
発売日とは書店店頭などで実際にその本が並んでいて、読者が買える状態になっている日とします。
例えば、雑誌などは、週刊誌は○曜日。月刊誌なら毎月○日に発売とうたわれて、その通りに書店店頭に並びます。
ところが本の場合少し違います。
流通上の細かい説明をすればよいのですが、長くなりますので、いきなり結論に飛んでしまいますが、出版社が把握できるのは本の発売日ではなく、取次に本を卸す日(配本日)ということになります。(出版社としては取次に本を販売しているので、配本日をもって発売日とするという説明もできなくはないのですが、それではあまりにも読者不在の説明になってしまう。)
一般的には、この取次に本を配本した日から○日後に全国の書店の店頭に並ぶという目安があります。新刊物流は本の物流の中でも最もにシステム化されているので、配本日+○日で実際に書店店頭に並んでいる日と告知することは可能で、実際に多くの出版社はこの日をもって発売日と告知しています。(一部の出版社は取次への配本日をもって発売日のような表現をしているところもあるので、読者と読者から問い合わせを受ける書店の方に対してまぎらわしい状況があることも事実です。)
ただ、取次と一言でいってもいろいろなタイプの取次があります。
社団法人 日本出版取次協会に加盟している取次だけでこれだけあります。
乱暴に大別してしまうと、全国の書店を対象に全ジャンルの本を卸す総合的な取次と、特定の地域や特定のジャンル(を持つ出版社)に強い専門取次に分けられると思います。
そして、この業界のシェア状況は圧倒的に総合的な取次の方が大きく、上記の発売日の話も、この総合的な取次の物流システムを前提として告知されています。
ここで、羽鳥書店の本の発売日についての説明をします。
実は羽鳥書店の本は現状では発売日(書店に届く日)が3日あります。
1・専門取次に配本した分。(小回りがきくので書店に届けられるのが早い。ただし、東京の一部の店中心。)
2・総合的な取次に配本した分。
3・まだ直接、取引を開始できていない取次から書店に届ける分。(他の取次に仲介してもらっている関係上、1日だけ遅れる。)
ほとんどの出版社は(3)のような状況がなく、(1)のシェアも小さいので、(2)を発売日と告知できるのですが、羽鳥書店はまだ創業1年目。出している本も専門書が多く、(1)と(3)のシェアがまだまだ大きくて、他の出版社のようにすんなりと(2)のパターンを発売日と告知できません。
いまのところ、(3)のパターンで事前注文をしている書店に本が届くであろう日を発売日としています。
そのため、羽鳥書店がいう発売日前に、本が売られているという状況が生まれてしまうわけです。
いろいろとご迷惑をおかけしてしまいますが、すこしずつ改善していけたら。
発売日とは書店店頭などで実際にその本が並んでいて、読者が買える状態になっている日とします。
例えば、雑誌などは、週刊誌は○曜日。月刊誌なら毎月○日に発売とうたわれて、その通りに書店店頭に並びます。
ところが本の場合少し違います。
流通上の細かい説明をすればよいのですが、長くなりますので、いきなり結論に飛んでしまいますが、出版社が把握できるのは本の発売日ではなく、取次に本を卸す日(配本日)ということになります。(出版社としては取次に本を販売しているので、配本日をもって発売日とするという説明もできなくはないのですが、それではあまりにも読者不在の説明になってしまう。)
一般的には、この取次に本を配本した日から○日後に全国の書店の店頭に並ぶという目安があります。新刊物流は本の物流の中でも最もにシステム化されているので、配本日+○日で実際に書店店頭に並んでいる日と告知することは可能で、実際に多くの出版社はこの日をもって発売日と告知しています。(一部の出版社は取次への配本日をもって発売日のような表現をしているところもあるので、読者と読者から問い合わせを受ける書店の方に対してまぎらわしい状況があることも事実です。)
ただ、取次と一言でいってもいろいろなタイプの取次があります。
社団法人 日本出版取次協会に加盟している取次だけでこれだけあります。
乱暴に大別してしまうと、全国の書店を対象に全ジャンルの本を卸す総合的な取次と、特定の地域や特定のジャンル(を持つ出版社)に強い専門取次に分けられると思います。
そして、この業界のシェア状況は圧倒的に総合的な取次の方が大きく、上記の発売日の話も、この総合的な取次の物流システムを前提として告知されています。
ここで、羽鳥書店の本の発売日についての説明をします。
実は羽鳥書店の本は現状では発売日(書店に届く日)が3日あります。
1・専門取次に配本した分。(小回りがきくので書店に届けられるのが早い。ただし、東京の一部の店中心。)
2・総合的な取次に配本した分。
3・まだ直接、取引を開始できていない取次から書店に届ける分。(他の取次に仲介してもらっている関係上、1日だけ遅れる。)
ほとんどの出版社は(3)のような状況がなく、(1)のシェアも小さいので、(2)を発売日と告知できるのですが、羽鳥書店はまだ創業1年目。出している本も専門書が多く、(1)と(3)のシェアがまだまだ大きくて、他の出版社のようにすんなりと(2)のパターンを発売日と告知できません。
いまのところ、(3)のパターンで事前注文をしている書店に本が届くであろう日を発売日としています。
そのため、羽鳥書店がいう発売日前に、本が売られているという状況が生まれてしまうわけです。
いろいろとご迷惑をおかけしてしまいますが、すこしずつ改善していけたら。
タグ:事前注文店